モール(配線カバー)の施工テクニック

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室内での露出配線に使用される「モール(配線カバー)」は、配線の保護だけでなく、見た目の美しさや安全性の向上にも大きく貢献します。特にリフォームや既設壁面の配線変更においては、モールの活用が定番です。ここでは、モール施工の基本と仕上がりを美しくするテクニックを解説します。

モールの種類と用途

  • プラスチックモール: 一般的な屋内用。軽量で加工しやすい
  • 木目調モール: 壁面の色調に合わせて選べ、インテリアと調和
  • 自己接着式モール: 裏面に両面テープ付きで施工が簡単

施工前の準備

  • 配線経路の障害物(段差・コンセント・梁)を事前に確認
  • モールの寸法を計測し、カット長さをリスト化
  • 接着面のホコリ・油分を拭き取り、強度を確保

施工のポイント

  • カットは金ノコ・専用カッターで直角に切断
  • コーナー部分は別売の継手(L字、T字、終端)を使用
  • 曲がり角では、ケーブルに無理な曲げを加えず、ゆとりを持たせる
  • 両面テープ式は温度・湿度による接着不良に注意(冬季はドライヤーで温めると良好)

仕上がりを美しくするコツ

  • 水平・垂直ラインを墨出しして施工する
  • 色や質感は壁紙と合うものを選び、目立たないように工夫
  • 目立つ場所はネジ固定+モールキャップで仕上げると安定感アップ

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まとめ

モール施工は簡単そうに見えて、仕上がりの美しさや安全性に大きな差が出る作業です。事前の計画と丁寧な作業を心がけることで、プロフェッショナルな配線施工が可能になります。DIYから業務用途まで、幅広く応用できる技術です。

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